こんにちは！
静岡県静岡市に本社を構える鉄骨工事業者、ゆう工業株式会社です。
静岡市や焼津市など静岡県内を中心に、神奈川県は厚木市まで、愛知県は三河エリアまで対応しています。
鉄骨工事に関する作業はさまざまですが、仮止めと本締め工事の重要な役割についてご存じでしょうか。
今回は、「仮止めと本締め工事とは？鉄骨工事はどのように行われる？」をテーマに、分かりやすく解説していきます。
仮止めとは？
仮止めとは仮締めとも呼ばれ、鉄骨建て方工事において、鉄骨材を仮に止める作業のことです。
鉄骨の建て方が完了した時点では、建物は垂直に建っていないことがほとんどで、その歪みを正確に整える必要があります。
歪みを修正する際には、鉄骨材をつないでいるボルトに強い力が加わります。
この時にボルトが傷んでしまい、傷んだボルトでは建物の強度が下がるため、本締め用の高力ボルトに替える必要があるのです。
鉄骨工事の建て方では、一般的に2種類のボルトを使用して施工します。
鉄骨工事で使う「仮ボルト」「本締めボルト」
仮ボルトは、建て方工事の際に使われるボルトで、建物を組み立て形づくる際に用います。
歪みを直したあとは廃棄処分となり、本締めボルトに入れ替えられます。
本締めボルトとは、建物の歪みを直し垂直に建て、鉄骨材の最終止めに使われるボルトです。
本締めボルトには、高張力の鋼で作られた強度の強い「高力ボルト」が使われます。
重量鉄骨構造の建築物のほとんどに、この高力ボルトが使用されています。
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